株式会社リコー

人と会話するように音声でやりとりできる「バーチャルヒューマンAIエージェント」や、テキストだけでなく画像・音声など複数のデータ形式を理解し、情報検索と回答生成を行う最新AI技術を展示。日々進化を続けるAI技術のビジネス分野での活用可能性に触れていただけます。

◆商品・サービスのお問合せと資料のダウンロード
https://promo.digital.ricoh.com/ai/

サービス・DX
住所 〒1438555 東京都大田区中馬込1-3-6
オフィシャルサイトURL https://jp.ricoh.com/
SNSアカウント URL https://www.youtube.com/user/RicohTube

製品・サービス

バーチャルヒューマンAIエージェント

人と会話するような音声対話で役に立つ情報を提供し営業活動を支援する音声対話型AI。 最大の特長は、音声認識、自然言語処理、画像認識といったマルチモーダル技術と、リアルなバーチャルヒューマンのインターフェースを組み合わせている点です。

ユーザーとの会話を通じてニーズや状況を理解し、社内に蓄積された膨大なマニュアルや過去の事例などの「知」を瞬時に検索・抽出。
必要な情報や最適な提案をその場で提示することができます。
例えば、営業支援の分野では、商談内容を聞き取りながら、顧客の質問に対して的確な資料や提言をリアルタイムで行うことで、営業スタッフの業務品質向上や効率化を支援します。

単なるチャットボットではなく、音声対話機能を搭載し、人間がビジュアル情報をもとに判断や作業を代替することを目指しており、人がより創造的な仕事に集中できる環境を実現する「働くを創造的にするAI」として、企業のDXを加速させる役割が期待されています。

マルチモーダルLLM

マルチモーダルLLM(LMM)は、日本企業における業務効率化と生産性向上を主目的に開発された大規模言語モデルです。最大の特徵は、一般的な文章(テキスト)に加えて、画像、図表、グラフといった複数のデータ形式を同時に認識・処理し、それらを統合して複雑なドキュメントの内容を正確に理解できる点にあります。

このLMMは、経済産業省とNEDOが推進する国産生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC」に採択され、特に日本の業務文書に多く見られる複雑な図表の読み取り精度を高めることに注力して開発されました。文字だけでなく、円グラフやフローチャートなどの視覚情報から、その意味や傾向といったリーズニング(論理的思考)機能も獲得しています。

学習データとして、文字や図表を含む600万枚以上の視覚データを人工生成して活用し、高精度を実現。また、顧客情報保護のためオンプレミス環境での運用を可能とするコンパクトなモデル設計も特徴です。既に損保ジャパンとの共同開発事例など、保険規程やマニュアルなどの社内文書を参照し、質問に自動回答するシステムへの応用が進んでおり、企業の「知」の幅広い活用や、社員の創造的な業務への集中を支援するデジタルな同僚としての役割が期待されています。